2012

 

 

3月7日(日) なんと合気道で接待です

                                            

いや~、まいりました

今までボクシング経験者のオラフ君とか

 

ドイツ人のキックボクサー・ダニエル君とか

 

会社に来たいろいろな外人さんと空手したりしましたが、合気道での外人との対決は始めてでしたよ

 

 

① 道場に向かうと階段の上で外人が二人待ってました

昼休み、道場に向かうと、階段上の入り口に友和会初期に参加してくれたT田君と、営業のK地君が外人二人と待ち構えてました

階段を上がっていくと

 

「S木さん、お客さんで合気道をやってる方がいて、S木さんが合気道をやってる話をしたら見学したいというので連れてきました。」

 

とT田君が言います

おお、その人、5年前くらい前にも空手の見学に来て、思いっきり私に二箇条抑えという痛い技をかけてた人です

顔を合わせると、あちらも覚えていてお互い挨拶です

 

 

② ヨシジーの写真に注目

道場に入ると、外人さん、壁に飾ってるヨシジーの写真を見てなにか聞いてきます

 

 

この外人さん達、発音が悪くて何言ってるんだか全然わかりません

たぶん

「この人が師範か?」

と聞いてるんでしょう。

「あ、この人、69歳で空手始めて黒帯取った76歳の人です。」

と、(どーせ通じないけど)日本語で答えたものの、よく考えたら

「私達の師範で、私なんか指一本で倒されます。」

とても答えておくんでした

そのほうが感心されそうですもんね

 

 

③ で、ついに合気対決

さて、当然道場にはまだ誰もおらず、さてどうしようかとひと思案

でもイギリス人さん、けっこうやる気満々で、自然と向かい合うことになりました

あちらは合気道の構えを取ります

では・・・っと思ったものの空手で行っていいのか合気で行っていいのか状況がつかめず、気が付いたら空手の下半身に両手を開いた合気の構えをとってました

(見た目には同じ構えですけど、合気と反対の空手の左半身です)

 

 

すると外人さん

「じゃ、合気の技をやるから殴ってきなさい。」

的なリアクション

おお、そのシチュエーションは毎週道場で練習してるから得意です

わかりやすく右正拳突きをすると、その手をつかんで私の手をひねります

でも特にバランスが崩れるわけでなく、ひねられた腕が痛いわけでもなく

しばらくして

「ああ、これは三箇条だ」

と気が付きました

私の通ってる道場の上級者の人は、こんなに痛みのない掛け方はしません

この時点でつま先立ちになるよう関節を決めてバランスを崩して抵抗できない状態にした後、そのまま投げます

手加減してるのかもしれませんが、それにしても全く効いておらず、これならすぐに脱出できます

しかしここは合気の大人の精神

相手に合わせてこの半年の修行の成果を見せるところです

自分から綺麗に跳んで見事な前方受け身をしました

続いて立ち上がったところに小手返しという技を掛けてきたので、これまた綺麗に投げられ受け身を取りました

(ふふふ・・・我ながら見事な受け身だ。みんなも感心してくれたかな?)

っと立ち上がると、K地君が

「あー、S木さん、やられっぱなしだよ」

って・・・

違うからねK地君

合気道っていうのはこうやって投げて投げられタイミングを掴むの!

無理して頑張らないことで怪我を防ぐんだぞ

お互いにぶつかり合わない合気の精神が大事なの!

 

すると今度は外人さん

「じゃ、今度は君が技を掛けてみなさい」

的なリアクション

いや、まだそんな凝ったことはできないって

「アイ アム ビギナー。アイ ビギャン アイキドウ ラスト セプテンバー。」

と、頑張って英語で断ったのに

「何言ってんだか全然わかんねーよ、さーいくよ」

って感じです

 

はいはい、わかりましたよ

じゃ、下手くそだから、ちゃんと協力して投げられてね

 

私が構えるとお約束通り正拳突きを放ってきました

じゃ、私は四方投げでも、と腕をつかんでひねろうとすると、スポッと腕を抜きます

 

いや、それじゃダメじゃん!

 

それ、プロレスで急に本気で掛かってくるようなもんだぞ

(合気の精神ができてないな~)

さらにあちらから私の腕を掴んできます

そっちがそうならこっちもこ~だもんね~っと、私も強引に腕を引っこ抜きました

(なんか小学生の次元だな~。)

 

 

④ 今度は空手で接待です

じゃ、下手な合気はやめようと空手の構えをとり

「カラテスタイルね。」

というと、ちょっと緊張した感じです

ためしに貫手をしてみると

「あ、今、喉に貫手しようとしたね。うん、わかったよ。じゃ、この辺でやめておこう。」

って感じであっという間に終わってしまいました

かなり長い間、合気道をやってるそうですが、やっぱり空手との組手はやりたくなかったんでしょうか?

 

 

⑤ ということでいつもの流れになりました

とはいえ、でもこれでは時間が持ちません

仕方ないので

「じゃ、T田、責任とって組手しよう。」

「え?俺ですか?」

ということで、T田君と1分だけ組手開始

I東さんより体力のない人がいることを初めて知りました

 

そんなところにやっとアリ君とI東さん登場

これでまともな組手を見せることができます

最初は軽くやって、次に本気での組手です

なんてたって黒帯と茶帯の上級者同士ですから加減入りません

ボコボコ本気で殴り合いの組手が終わったら、一緒にいた背の高い方の外人さんが拍手してくれました

道場でもそうなんですが、空手の本気の組手って不思議と感動して拍手してくれる人が多いですね

 

最後にK地君に頼んで記念撮影

でも・・・

 

 

携帯電話サイズはないんじゃない、K地君?

事前にわかってたら、自分のカメラ持ってって動画撮影したのになぁ

 

 

っと思ってたら、多田君も写真を送ってくれました。

 

ちなみにI東さんとの組み手の時、私の足の指が I東さんの肘にあたってしまいました

けっこう痛くて、よく見ると紫色に変色しています

 

ま、足の中指なんか最初から器用に動くもんじゃないから、折れてようがひびが入ってようがどうでもいいんですけどね

ただしばらく痛くて運動できません

当分左脚で蹴ることも難しそうです

明日は食べ放題だというのに、運動で痩せづらくなってしまいました。

ちょっと厳しい状況になってきましたね~